3月31日は、ガソリンスタンドに長蛇の列ができていました。
消費税の増税と、地球温暖化対策税(環境税)の施行が4月1日より始まるので
4月からは、実質5円/L程度の値上げになる
との報道がされていることを受けての事だと思います。
増税前の駆け込み需要というのを改めて目の当たりにした瞬間で、とても印象的でした。
地球温暖化対策税(以降「環境税」)は環境省が定めたものです。
(参考:地球温暖化対策のための税の導入)
税制が既に導入されている中で、ちょうどこの4月に段階的に税率も上がる時期で、
環境税は、平成28年4月1日にもう一度上がる予定です。
しかし、一方でこの環境税の還付制度もできています。
(参考:国土交通省 地球温暖化対策税の還付制度について)
徴収と還付というなんとも矛盾した状況になっていますが、
環境税は使用用途の拡大という話も出ており、
施行後に徴収した税収の用途が変わるというのはとても違和感があります。
消費税増税の裏側で知らないうちに変わっていく状況、
とても気になります。
多数の人が気にかけている事柄の裏側にも目を向けることも重要だと感じます。