事務の知識

嫌な仕事や交渉のゴールデンタイム

急ぎではないけど、こちらのミスを今日中に相手に伝えなければいけない

そんな時に、ほんの少しだけ良い方法があります。

相手の怒りが少し減るかもしれない魔法のテクニックです。根拠もあります。


誰でもそうだと思いますが、空腹の時はイライラするものです。

こちらから謝罪に行くという時は、このイライラ時期を外して行くのがベストです。

私もよく使いますが、

謝罪や、交渉、相手の機嫌が結果を左右する案件は午後一番にやりましょう。

午後一番というのは、お昼を食べた後ということです。

食事をとった後は、満腹感でセロトニン(別名、幸せホルモン)が出ます。

セロトニンが分泌されている間は、精神比較的に安定して、交渉や、怒りも和らぐゴールデンタイムです。

このタイミングで交渉や、謝罪をするとよいでしょう。

謝る時に「菓子折りを持っていく」という習慣も、このメカニズムを理解すると

相手を落ち着かせて謝るという理にかなった作戦だと思います。

先人達は偉大だと思います。

タイミングはバッチリですが、

内容も気をつけましょう。

謝罪の場合は、

  • 人のせいにしない

  • 言い訳をしない

これがポイントです。

交渉事や提案などの場合は

  • 相手の話をきちんと聞く

  • 相手のテーマ・感心事に自分の提案を関連付けて話をする

です。

伝えたい事ばかりこちらが話をしていると、相手はしらけていくものです。

相手の話を聞いた上で、要望や、困っている事、関心のある事に対して、

自分の提案のメリットを伝えます。

相手が予算が無くて・・・とコストを気にしている場合、

性能についていくら説明しても、あなたの評価を下げるだけです。

コストの安いものはこの商品になるという説明から、入って

興味を持っていただいたら、こちらのもの。

「他のお客様では安い商品を買ったが、後からオプションをつけて結局高くなった」

といった話が出せれば相手も納得してコストから性能に関心が切り替わって来るでしょう。

あとは、変形シフトで自分は昼食後だと思って行ってみたら、昼はこれからだった。。。。

なんてことがないように気をつけましょう。




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