固定電力買い取り制度も徐々に電力の買取価格が下がってきて、
ソーラーパネルの需要減というニュースを聞きます。
しかし、その反面、ソーラーパネルの設置を前向きに取り組んでいるのが農業です。
(参考)ソーラーシェアリング推進協会HP
畑の作物の育成に支障が出ないよう、
空間を空けて、ぶどう棚のような架台の上にソーラーパネルを設置します。
これをソーラーシェアリングと呼び、
儲かる農家の次の一手として注目されているそうです。
パネル越しに光も透過できれば最高なのでしょうが、
現在は小型のパネルを設置して太陽の光が当たるようにする方法が採用されています。
10年ほどで設置費用も回収でき、
コスト改修後は、売電収入が入ってくるようになるため、
天候などに影響を受けやすい農業の不安定さをカバーすることができます。
地方の耕作放棄地もこういったやり方で活性化が図れるかも知れません。
今後の技術や、ソーラーシェアリングの広がりに期待です。