サーバーやNASなど、会社でハードディスクやネットワークに携わっている方なら知っている「RAID(レイド)」。
何度か聞いたことはあったのですが、どんなものか大雑把に説明したいと思います。
主に使われているものはRAID0・RAID1・RAID5なのでこの3つについて説明します。
RAID0
2つ以上のハードディスクを使い、123456というデータがあれば
ハードディスクA:1→3→5
ハードディスクB:2→4→6
というように交互に記録していく方式。
作業を分散できるのでハードディスクの数が多いほど処理は早くなります。
1つのハードディスクが使えなくなった場合、データが復元できないというデメリットがあります。
RAID1
ミラーリングとも呼ばれ全く同じデータを同時に書き込むため、バックアップの用途が大きいです。
123456というデータがあれば
ハードディスクA:1→2→3→4→5→6
ハードディスクB:1→2→3→4→5→6
というように書き込まれます。
メリットは片方のハードディスクが故障しても、残ったハードデスクで復元可能
ただしある程度、容量には余裕を持ったハードディスクを用意しておく必要があります。
RAID5
ちょっと難しくなるので簡単に説明します。
1つのハードディスクが破損してもデータ復旧が早く、複数のハードディスクに分散して記録するため処理速度も速いのがRAID5です。
最低3つのハードディスクが必要。
最後に、RAID(れいど)は何の略語だろう?と思う人もいるかもしれません。
いくつか元になる言葉があるので紹介します。
・Redundant Arrays of Inexpensive Disks
・Redundant Arrays of Independent Disks