事務の知識

タイミングの重要性

相談や、報告、会議をするとき、

私は集まった時のメンバーの様子を見ます。

 

あの人は今疲れているな・・・

あの人は今朝上司に怒られたばかりで気持ちが後ろ向きだな・・・

あの人は朝礼で褒められていて前向きな意見を出してくれそうだな・・・

あの上司は入社したての部下に手を焼いていて機嫌が悪そう・・・

などなど・・・

 

本当は気分や、その日のコンディションで仕事をしてはいけないので

必要なタイミングで伝えるべきは伝える。

これは原則です。

 

しかし、その日のコンディションによっては

今伝えても相手が聞ける状態ではないという場合があります。

 

そんな時は、急ぎの案件でない限り、

少し時間をおいてから話をします。

 

午前中なら、お昼を食べて満腹になったばかりの午後、

午後なら、翌日の朝一番の就業時間前に軽く世間話をしてから

その日のコンディションを確認しつつ、

「この前のAさんの提案良かったよ」(嘘はNG)

と、相手のテンションを上げて話を聞き入れてくれる体制づくりをしたりします。

 

そうすることで、

伝えたのにやってくれない。

言ったら怒られた。

など、不要なストレスを感じること無く仕事が進みます。

 

目的は

伝えたい人に聞いてもらって、実行してもらうこと。

 

相手が聞く体制でなければ

目的達成は難しいです。

 

注意するのは常に余裕を持って伝えられること。

至急の案件ではこの手は使えません。

状況を見ながら話を切り出すのもテクニックの一つです。

多様は禁物ですが・・・




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