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「置かれた場所で咲きなさい」というタイトルはどこかで聞き覚えのある名前ではないでしょうか?
今回紹介するのは、修道者でノートルダム清心学園理事長の渡辺和子さんが書いた本です。
ちなみに宗教を勧めるつもりは全くありません。
本書で紹介する考え方が時として大事だと思いました。
「置かれた場所で咲きなさい」という言葉は、
今の置かれた場所に不平不満を持ちながら、仕方ないと諦めることではありません。
「自分がそこにいることが間違いではなかったと証明すること」
というような意味で本書の中では説明されていますが、
詳しくは本書をお読みください。
私が本書で感銘を受けたのは「咲けない時」です。
そんな時にはどうするか?
「無理に咲こうとしなくてもいい」と書かれています。
そして咲かない時にはどうするか?
これも本書の冒頭部分に書かれていますので読んでみてください。
先日読んだ「嫌われる勇気」で紹介されているアドラー心理学的な感じで
自己承認の部分が多い考え方の本です。
この文章を作成している2014年12月現在、
アマゾンの心理学のカテゴリで一番売れている
「嫌われる勇気」と似た傾向にある本書は、
ちょうどトレンドの中にあり、
また注目を集めそうな本です。
現在の置かれた環境で「こんなはずじゃなかった」
と思っている方に是非読んでもらいたい一冊です。