話し方研究所 会長の福田健さんの書かれた本です。
テーマは新入社員向けとなっていますが、
最近の若者と呼ばれる人たちの特徴を知ることで、
自分達が入社した頃は・・・
と、同じように教育してもダメだということは
理解が必要だと思います。
そういった視点から読めば、
ベテランでも部下を持つ方でも参考になる一冊です。
中身はさらっと読める感じで、
トラブルの報告を先回しにしない、
「タチツテトナカニハイレ」
「タ:食べ物の話」といった
共通の話題を見つける語呂合わせなど
基本的な事を取り上げています。
最近の若者と呼ばれる人たちは
周囲の評価を過度に気にする傾向があるようです。
あと、情報過多の時代を生きているため、
話を聞き流す傾向があるとの事。
先輩や上司の話を丁寧に聞いている人と、
聞き流す人では1年後に大きな差が出ます。
仕事でのコミュニケーションの大切さを説く本書ですが、
特に仕事が出来る人で、
最近孤立気味だと感じてる方はいないでしょうか?
この本が解決の一助となるかもしれません。
一人で仕事をする傾向が強い人にも
おすすめしたい本です。
何事も初心忘れるべからずということですね。