あなたはこんな経験ありませんか?
ストーブに灯油が少なくなった事を知りながら、スイッチを入れた事。
自分では給油せずに、アラームが鳴った時に、
他の誰かに給油してもらえばいいや思ったこと。
夜中、子供が泣いているのに気づいたが
パートーナーが気づくだろうと思い、そのまま寝てしまったこと。
車を運転中、突然、脇道から車が割り込んできた時、
必要以上に激しくクラクションを鳴らしたこと。
少しの買い物の時、駐車場が混んでいたため
障害者用駐車場に車を止めたこと。
仕事の失敗の可能性を以前から知っていたけれど
自分は担当では無いからと、
担当者に伝えないまま仕事が進み、失敗した事。
全く同じことでは無くても
似たような事に心当たりはあるのではないでしょうか?
そんな導入部分から始まる本書に
吸い寄せられるようにして読み進めました。
まず感想は「素晴らしい」の一言です。
自分の小さな箱から脱出する方法
というタイトル通りのシンプルな内容ですが、
中身は深く複雑です。
内容は本書を熟読して理解するのがベストだと思います。
どうにもならないと思っていた人間関係の問題が
実は自分にある。
「自分の意志を裏切らない行動」
というのがポイントになるのですが、
この方法については、
一人でも多くの人が、本書を読んで
自分の箱から出る方法を見つけて欲しいと思います。