エクセル2007からの新しい関数で、
IFERROR関数(イフエラー)というものがあります。
これは従来のエクセルでは
エラーが表示されないように
IF関数とERROR関数を駆使して
長い式を作っていましたが、
これはその長い式がコンパクトになって
機能が集約された新関数として
集計作業を簡単にしてくれる魔法の関数です。
以下、IFERROR関数の説明です。
IFERROR(式,エラー時に表示する内容)
例えばエラーが表示されないように
エラーの場合は0(ゼロ)にしたい場合は
IFERROR(式,0)
となります。
エラーの場合は空白・何も表示しないようにしたい場合は
IFERROR(式,"")
となります。
簡単ですね。
使用例としては、
VLOOKUP関数を使っていて
#N/Aのエラーが表示されて縦の合計が出来ない時や、
掛け算をしているセルに、時々文字列が入っているため
#VALUE!のエラーが表示される
といった場合に役立ちます。