通り過ぎる景色の中で、
人はたくさんのものを無意識のうちに見過ごしています。
少しの意識をすることで
いままで見過ごしてき多くのものが見えるようになります。
例えば、色の「赤」を探すように意識します。
そうすることで、
街中にある赤い看板、
行き交う人の赤い服、
赤い靴などなど、
赤いものに注目することで
いままで「なんとなく」見てきたものが
ハッキリと目に入ってきます。
これが「カラーバス効果」と呼ばれるものです。
ある物事を意識することで、
それに関係する情報が自分に集まってくる
というものです。
(ちなみにバスは「浴びる」の意味です)
これはどんな物事にも言えることで
茶道の心得のある人は
お茶の入れ方に関心があるため、意識します。
上下関係やマナーに関心が高い人は
お酒の席でも、乾杯は上司よりグラスを下げて、
注がれる時も、グラスは両手で受ける。
常に自分から注ぎに回るといったことを見ています。
いつもと違うことをとを意識するだけで
関連する様々な情報が入ってくるものです。
アイディアが煮詰まった時や、
待ち時間の気分転換にいかがでしょうか?