あなたの職場では
社外に出す「注文書」や、
社内ならば「購入申請書」や、
「稟議書」といったフォーマットが定形の書式を
作成する場合、
エクセルで1枚のシートに定型の書式を作っておいて
そこに名前や数量、金額などを入力して
印刷、またはFAXするといった使い方をしていませんか?
そのような使い方はチョットもったいないと思います。
チョットのアイデアと手間で、
もっと効率的な管理が出来るようになります。
例えば過去の稟議書を調べたい時、
当然、承認印が押された紙はファイルで残っていますが
検索はファイルを出してきて・・・
と大変です。
できることなら用紙を印刷と同時に
入力した稟議書をデータとして保存しておくと便利です。
そんな時、便利なのがマクロです。
エクセルの表の中にある複数の項目をコピーして、
一覧表を別のシートに保存していくといったマクロを
作ることで、もう過去のファイルを探しに行く手間も無くなります。
マクロは難しいと思うかもしれませんが、
簡単なマクロの構文を載せておきます。
コレを使えばSheet1のA1セルの内容を
Sheet2のA2セルへコピー&ペーストしたいというマクロは
Sub コピー&ペースト()
Worksheets("Sheet1").Range("A1").Copy Worksheets("Sheet2").Range("A2")
End Sub
となります。
新規作成したエクセルで
上記のマクロをそのまま貼り付けて使ってみてください。
あとは簡単、
シート名を変えるなら青字の箇所
コピーするセルは赤字の箇所、
ペースト(貼り付け)のセルはオレンジ色の箇所
を変更します。
あと、複数のセルをコピー&ペーストしたい時には
End Subの一行上に
先ほどの長い一行のマクロ文を追加して行きます。
これで複雑なひな形でも一覧表としてデータを残すことが出来ます。