2015年12月12日に自民・公明両党が、
2021年4月からインボイスを導入することが決まりました。
2017年4月から2021年のインボイス導入までは
請求書に印をつける簡易的な経理方式とする。
ということで大筋が決まったのですが、
さて、「インボイス」ってナニ?
という人は多いのではないでしょうか?
私もその一人ですが・・・
一緒にインボイスについて勉強しましょう。
1.インボイスとは
海外へ書類以外の貨物を発送する場合、
荷送人(輸出者)から荷受人(輸入者)に向けて
作成する荷物の明細書です。
2.インボイスはいつ使うの?
輸出する場合の荷物に添付して
税関へ提出することが義務付けられているそうです。
輸出物に対する納品書といったイメージです。
3.インボイスの使用方法は?
いままでの消費税増税は
納品書の日付が4月1日になったら8%
ということが全ての取引で共通したルールでした。
しかし、消費税率が8%から10%へ変更される時には
一部の商品に限って軽減税率が適用されます。
そうなると、取引の日付では消費税率の判断ができなくなるため、
品目ごとに消費税率の記載が必要になります。
4.帳票のレイアウトが変わる
これが標準の経理方法になると、
独自のシステムを使っている会社では
伝票のレイアウトなどが大きく変わる事になります。
しばらくは丸をつけて判別する簡便法が
認められるそうですが、
システムの変更はいずれ必要になり、
経理も複雑になりそうです。