会社にかかってくる電話の中で、
光コラボでNTTの回線から転用すると
- 料金請求がまとめられて安くなります
- しかも費用はかかりません
などというキャッチフレーズで
勧誘してくる会社があります。
光コラボ自体は料金もコストダウンできるものも多く、
悪いものではありません。
しかし、会社で契約するにあたって、
三つの注意したい点があります。
- 回線のトラブル時の対応が悪くなる
- 解約すると違約金が発生するものもある
- 契約の乗り換えができない
以下で詳しく説明します。
1.回線のトラブル時の対応が悪くなる
落雷や停電時など、
インターネットがつながらなくなった場合の
問い合わせ先がはっきりしなくなります。
たとえばNTTの基地局での問題や、
社内に置かれた交換機などはNTTの対応となりますが、
電話回線のトラブルは光コラボ事業者の担当となり、
会社での判断がつかず、両方に問い合わせて
対応を待つことになります。
2.解約すると違約金が発生するものもある
光コラボの契約は携帯電話のように
2年縛りのような契約が多いです。
会社ではあまり解約は無いと思っていても
営業拠点などの廃止や移転などはあるかもしれません。
解約に料金がかかることは覚えておきましょう。
3.契約の乗り換えができない
一度光コラボ事業者に変更した後は、
もとのNTTに戻りたくても一度解約という形をとるため
電話番号が変わります。
とくに大きな拠点では電話番号の変更はしたくないものです。
このへんは慎重に判断したいところですね。
以上、まとめましたが分かりましたでしょうか?
対外的に電話番号を公表していて、
よく電話がかかってくるような
大きな事業所ほど光コラボはおすすめできません。
会社での光コラボでの回線転用は
目先のコストダウンより長期的な信用を優先
したいものですね。