現場の実務経験が認められ、管理職に昇進。
本当は嬉しいはずのことですが、
この後に苦しむ人は私もそうですが
多いと思います。
今まではプレーヤーとして全力を尽くす
ということが仕事でした。
しかし、管理職となると話は変わります。
管理職は管理することが仕事です。
今までの慣れた自分の仕事をし続けることは
現代の人手不足の中では、ある程度は必要
かもしれませんが、
従来の仕事を部下に譲り、
マネジメント(管理)に専念することが求められているはずです。
人から頼まれると、断れず相談や仕事を受けてしまう。
そんな優しい人に限って管理職になって挫折してしまう事があると思います。
セミナーに行って教えてもらう内容を実践しても現状が変わらない。
そんな人にお勧めしたいのが
「1分間マネジャーの時間管理」です。
本書の中では、
プロジェクトや、トラブルに伴う次の対応のことを「サル」に例えて
自分の仕事が増えていく流れについて
分かりやすく説明しています。
そのうえで、サルが増えてしまう前の
対処法について本書では分かりやすく4つのポイントを
挙げて説明しています。
とても分かりやすい表現と、
ユーモアの入った内容だったので
私は挫折することなく、
子供をお昼寝させながら
3時間程で本書を読んでしまいました。
日々の仕事が忙しくて困っている。
部下の使い方が分からない。
いつも自分ばかり忙しくて、周りが遊んでいる。
いつまでたっても部下に仕事が任せられない。
自分でやったほうが早い。
といった状況、考え方に1つでも当てはまる方は
ぜひ本書を一読されることをおすすめします。
目からウロコです。