愛用していたプラチナの格安万年筆。
プレピー(preppy)のインク色を変えようと、
黒からブルーブラックに
インクカートリッジを差し替えてみたのですが、
インクが出なくなってしまい、
水につけてみたりしたのですが一向に直らない。
ペン先から出てくるのは水、
ブルーブラックのインクもペン先まで届かず、
途中で詰まっているような感じでした。
安い万年筆だからいいかと、
半ばあきらめかけていたのですが、
ダメもとでペン先は抜けないか?
と思いペン先を回しながら抜いたところ、
スポっと抜けました。
どうやら内部でインクが固まっていたような感じです。
水っぽい感じではなく、
少しドロッとしたような感じでした。
ペン先から続く長い棒を洗い、
もう一度インクカードリッジをセット。
1時間ほど置いてみましたが変化なし。
再度、ペン先を抜いて、もう一度差し込むと、
インクが数滴飛び出してきました。
おっ!これは!
と思い、書いてみると
先ほどまでは洗った時の水がペン先から
出ていて、透明だったのが、
水色、そしてすぐにブルーブラックの色が出始めました。
直った!
そう実感した瞬間でした。
安い万年筆も、
大切に使いたいものですね。
ちなみに、インク色を途中で変更しないでくださいと、
ペンにも書いてありますので、
くれぐれもご注意を!