日々の仕事にやる気を感じなくなってきた。
仕事がルーチンワークでマンネリ化してきた。
モチベーションが上がらない。
同僚や部下、職場の雰囲気が停滞気味。
そんな悩みを解決する一助となるのが本書です。
私も日々の仕事に追われ、
まわりが見えなくなっているというか、
見ないようにしていると言ったほうが
正しいかも知れません。
そんな毎日を過ごしていると、
部署内のコミュニケーションも悪化するし、
仕事に依存した人生を送ることになってしまいます。
本書では様々な観点から
モチベーションを引き出す方法を説明しています。
大切なのは少しずつでも毎日成長すること。
そんなこと分かっているという声が聞こえてきそうですが・・・
私の気になったところは、
本書の第4章、
「ひらめく」技術-モチベーションを成果につなげる!
の中で、「わからないこと」に取り組む事の重要性が
説明されています。
自分の知らない分野に自分を置くことで
能動的に、より創造的な人生を生きることができると
本書では説明されています。
「わからない」ことに対する反応は
「わからないからやらない」派と、
「わからないけどやってみる」派に分かれます。
現代の膠着(こうちゃく)した日本には
このわからないけどやってみることで、
モチベーションも上がり、
思いもよらない答えを手に入れることができ、
またモチベーションが高いまま維持される
といったところに共感しました。
人によって共感するポイントは様々ですが、
本書は広範囲に渡って
ポイントを紹介していますので
どれかはツボに入るのでは無いかと思います。