ウソのようなホントの話です。
今まで、仕事では会社で支給された
ボールペンを使っていました。
ホームセンターなどで10本でいくらといった
安価なものです。
別に書き心地に不満があるわけでもないのですが、
最近、万年筆で書くことがとても楽しいので
遂に、職場に万年筆を持ち込むことにしました。
最初は万年筆にツッコミを入れられるのが
抵抗があったため、今回持ち込んだのは
安価なPreppy(プレピー)万年筆です。
カジュアルっぽさを出して、
色ペンを使っているくらいの感じから入ろうという作戦です。
・・・自分が他人の目線をきにしているだけで、
意外とまわりの人は気にしていないというのを
日々、実感しています。
なので初めて万年筆を職場に
持ち込もうかどうか悩んでいる方がいたら、
「アナタが気にしているほど、まわりは気にしていないよ」
と伝えてあげたいです。
使ってみた感想です。
まず、筆圧が弱い自分は電話のメモが
年配の方には読みにくかったりするのですが、
万年筆のおかげで、
ハッキリしたメモが書けるようになりました。
色の濃淡などでメモにした文字にも
表情が出るため、
下手な自分の字がヘタなんだけど、
味わいがあって上手に見える
「下手ウマ」な感じになります。
あとは、仕事のやることリストをこまめに
ノートに書くようになって、
すぐに終わる仕事も書くようにして、
終わったらノートに横線を引いて消しこんでいく。
この消し込み作業をすることで、
自分が今日、どれくらい仕事をしたのかが
見える化されて、毎日達成感を味わうことが出来るようになりました。
あと、早く消込みしたい衝動から、
数分で終わるような仕事を優先するようになり、
仕事がスピードアップした感じがします。
時間のかかりそうな仕事も
ノートにメモして、繰り越した仕事があるときは
仕事から帰って、ノートを開いて翌日のページに記入します。
万年筆で書いた文字は不思議なんですが
読むのも嫌にならないのです。
どちらかと言うと、文字の書き方を見ると
書いたときの状況が思い出されて楽しいのです。
このやり方だと、仕事日記にもなるため、
一年続けると、年間の業務マニュアルのようになります。
去年のこの時期は祝日が重なって、
給与計算の期間が短くて、職場の皆に手伝ってもらったとか・・・
書き方を工夫しなくても
文字の表情で急いでいる時期なのか、
比較的仕事が少ない時期なのかも
分かります。
これが万年筆ノート術です。
ちょっとしたノート術のようになってきました。
もう少しやってみて、やり方が安定してきたら
紹介したいと思います。