以前から、Windows10に
バージョンアップしたパソコンで
・マウスやキーボードが突然動かなくなる
・画面がフリーズしたようになる
といった現象が発生していました。
以前の記事で、
Windows10の更新プログラムの中に不具合を起こす
プログラムがあるということを書きました。
(過去記事はこちらを参照)
しかし、私の使用していたパソコンには
該当する更新プログラムがインストールされていないのです。
困った結果、
他にこれと言った対策も見つからず、
OSのダウングレード、バージョンアップをしていると
旧バージョンのプログラムが
不具合の引き金になっている事もあるという
噂を耳にしたため、
OSの再インストールをすることにしました。
不具合を引き起こしていたパソコンは
最近購入したばかりのもので、
Windows10をダウングレードしたパソコンでした。
運の良いことに購入時に付属していた
Windows10のリカバリーディスクがあったのです。
これが無ければ、Windows10には戻せないところでした。
リカバリーディスクは、
もしものための保険のようなもの。
パソコン購入時には一緒に買いましょう。
さて、作業開始です。
まず、パソコンのバックアップをとってから
リカバリーディスクを入れて、
ハードディスク内を消去して、
Windows10のOSをインストールします。
パソコン内には、
Windows7とWindows10のデータが
残っていたので、これが一度削除されて、
新しく入れ直されるということになります。
これで工場出荷時の状態に戻るわけです。
リカバリー作業は他の仕事もしながら、
次に進むボタンが押せない時もありましたが
2時間程かかりました。
それ以降は、WindowsUpdateが
溜まっていたため、
ダウンロードしてはインストール。
そして、再起動を繰り返し、
これが4時間程かかりました。
あとは、バックアップしてあったデータを
もとに戻して今まで通り使用できるようになりました。
さて、結果は・・・
翌日の夕方頃、
「あれ?画面の電源が切れているようになっている」
との報告があり、現場に行くと。
本体のハードディスクのランプは点滅したりしながら
パソコン本体は動いているようなのですが、
画面に表示されていない、というような状況。
パソコンの画面の電源をON、OFFしてみて
映るかどうか確認してみましたが、映らない。
そんなことをしているとき、
ふと気になったのが、パソコン本体とモニタを繋ぐケーブルです。
本体にはdisplayPort端子があり、
これをモニタのDVIコネクタ(白色)に変換して使用していましたが、
ひょっとしてこの変換コネクタの不良が原因なのでは?
と思い、余っていたD-Sub (15ピン)(青色)が
本体、モニタどちらにも端子があったため、
変換なしで繋いでみました。
モニタの表示は若干ぼんやりしたような
感じになってしまいましたが
画面が切れるという不具合もこれで解消されました。
ひょっとしたら最初から
DisplayPortが原因だったのかも知れませんね。
それでも、その後は無事フリーズすること無く
画面も黒くならず、安定稼働しております。
同じトラブルでお困りの方へ
対処法のアドバイスでした。