先日読んだ100円のコーラを1000円で売る方法3が
とても面白く一気に読めてしまったため、
永井孝尚さん(同じ著者)の本を読んでみたくなり
今回は「そうだ、星を売ろう」を読んでみました。
本書を読むまでは、
NASAが出てきて、月や星を売る方法の話かと思いきや、
くる今回もテンポの良いストーリー展開で
一気に読んでしまいました。
ストーリーはフィクションで、
長野県の阿智村を舞台に
昼神温泉の旅館が観光客の減少に悩み、
何か自分の地域の強みが無いかと模索する中、
星空見学ツアーを企画し、
当初は数名から始めたプロジェクトが
村を挙げてのプロジェクトに拡大していく過程で、
抵抗勢力や、雨天時の対応などの困難を乗り越えながら
ジョン・コッターの
「変革を推進するための8段階のプロセス」
の手順を分かりやすく解説している本です。
巻末には「本書のもとになった経営戦略理論」のページがあり、
次に読みたい本を芋づる式に探せて便利です。
読者が困っている、知りたいところを
さらに掘り下げて勉強できるようになっているのは
とても便利です。