おすすめ度:★★★★★
読みやすい書き方で私の好きな著者の一人です。
本田さんはハワイと日本を行き来しながら仕事とプライベートともに充実した生活をしている方です。
この本ではタイトルの通り、考え方についてまとめた本です。
俯瞰型の思考について書かれたところが、
仕事で終わりが見えないと感じていた時に、自分でスランプに陥っていると思い込んでいたのが、
一気に解消されました。
まずは「やるべきゴールを決めてスケジュールを立てること」を実践してみました。
実際には、1か月後のカレンダーに仕事の終わりをはっきり書き、その手前に最終確認・打ち合わせ、
素案作成、資料準備、ヒアリングといったゴールから逆にスケジュールを立てていきました。
すると不思議と、あれもこれもしなければ・・・と思って思考停止になっていた頭が
「明日までにこれをしないと間に合わない」という具体的な目標に変わり、
自分の今すべきことがはっきり見えてきました。
これはお勧めです。是非試してみてください。
あと、当事者意識を持つということも大事なことだと感じたし、寝る前には暗記したい本を読むと、脳に記憶が定着しやすいとか、時間には限りがあるので、人のまねをする(学ぶ=真似ぶ)という考え方が勉強になりました。
便利なツールとしてはRSSリーダーの活用について書かれていたり、早起きのコツについては「脳はなにかと言い訳する―人は幸せになるようにできていた!? (新潮文庫)」を参考本に挙げていました。これもまた読んでみたいと思います。