日々の仕事や生活が忙しい。
やらなければいけないことが
あれも・・これも・・・
そんな時は
日記を書くことをお勧めします。
「忙しいのにそんな暇がない」
という声が聞こえてきそうですが、
日記を書く作業は
過去の振り返りをすることです。
すると、
こんなことがあった、
あんなこともあった。
・・・といろいろ思い出します。
それを日記帳に書き出していきます。
書き方に決まりはありません。
頭に浮かんだことをそのまま書き写します。
この作業をしていると、
「○○さんに連絡するの忘れてた」とか、
「もっとこうすればいいんじゃない?」とか、
あの時忙しくて、
子供から声を掛けられたとき話ができなかった・・・
明日、こちらから話を聞いてみよう。
なんてことを考えるようになります。
不思議ですね。
人間の本能なのか、
自然に振り返りの作業をしているうちに
脳内の思考が整理されて
反省→改善の思考にシフトチェンジしているのです。
そうすることで、
忙しい日々の中で埋もれてしまった
やる事リストが発見できたり、
反省して翌日対応することで信用を失わずに済む
といった良いことがあります。
そもそも、
一日の振り返りは私の先輩が教えてくれたことです。
それを実行するためのツールとして私が選んだのが日記です。
「一日の振り返り」を教えてくれた先輩は、
普段は誰とでも気さくに話をして常に前向きで
明るく、冗談も良く言って周りを笑わせたりする
ムードメーカーでリーダー的な人です。
ある日、仕事帰りに先輩が
「帰ったら一日の振り返りをしなきゃ」
といった時、私はいつもの冗談かと思い、
先輩に
「○○さんも、そんなことするんですか?」
と聞いてしまいました。
失礼なことを言ったものだなと、
今は反省していますが。。。
ポジティブで明るくしてみんなを引っ張ってくれる
そんな先輩は、いつも家に帰ってから
その日にあったことを思い出して
反省、そして次の日に生かす。
いつも冗談ばかりの先輩からは想像できなかったのですが
努力家の一面を垣間見た瞬間でした。
それから時々ですが、
寝る前に一日の振り返りをするようになりました。
振り返りをした翌日は
よし、あれと、これをやるぞ!
とやることがいくつか明確になっていて
気分がいいです。
忙しい時ほど
日記を書いて頭の中を整理すると
いろいろなことがスッキリしてくるはずです。
一日だけでも試してみては?