納税証明書を添付してください。
と言われて、
「はい、分かりました」
と答えたものの・・・
何の税金の納税証明書なのか?
・法人税?
・法人県民税?
・消費税?
税金の種類によって請求する場所が異なってきます。
今回は、税務署で発行される
法人税や消費税の納税証明書について
説明したいと思います。
法人税の納税証明書は4種類もあるんです。
納税証明書(その1)
納付すべき税額、納付した税額及び未納税額等の証明
納税証明書(その2)
所得金額の証明(個人は申告所得税又は申告所得税及復興特別所得税に係る所得金額、法人は法人税に係る所得金額です。)
納税証明書(その3)
未納の税額がないことの証明(税目を指定した「その3の2」(申告所得税及復興特別所得税と消費税及地方消費税)や「その3の3」(法人税と消費税及地方消費税)の証明もあります。)
納税証明書(その4)
証明を受けようとする期間に、滞納処分を受けたことがないことの証明
(国税庁HPより)
一般的なのは一番上のもののようです。
ただし用途などによって異なるので確認してから手続きをしましょう。
手続きをする際には
- 証明する税金の種類
- 何期分必要なのか?
- 証明する内容は何か?
以上の3つがポイントになります。
納税証明書の発行には
納税証明書交付申請書という用紙があり、
以下の用紙を作成します。。
中段に、その1~その4までありますので
該当するものを選ばなければいけないのです。
銀行の融資や、新規での取引の際の信用調査のようなものだとしたら
相手に確認すればこの書類ですといった感じで
すぐに教えてもらえるでしょう。
一番いけないのは
「これでいいだろう」と勝手に思い込んで提出することです。
納税証明書は法人の場合、
イータックスで手続きするのが簡単ですが、
税務署の窓口に行く場合は委任状が必要になるので
国税庁のこちらのページを見てください。
下の方に説明や委任状のダウンロードができたり
記載例が表示されています。
納税証明書も
一種類だけのシンプルなものにすればいいのに
と思うのは私だけでしょうか?
なんだか無駄なお役所仕事だと感じてしまいます。
こういったところの改善ってできないものですかね?
大変だとは思いますが頑張って欲しいものです。
でわ でわ