最近、こんな作業を見かけました。
シールを貼る作業ですが、
一枚ずつ手作業で貼っていました。
一枚の1mほどの長さの帯のようなものに
等間隔でシールを手貼りする。。。
その作業を見て
10列くらいならべて、列の間にミシン目を入れた用紙があれば、
一度に印刷して切り分ければ
作業は10倍以上速くできるのでは?
ちょっと提案してみたところ、
面白そうだということになり、
実際にコストに見合えばやろうという話になりました。
日ごろから大変そうな作業を
いかに効率的に簡単にするか?
それは作業を観察したり、実際にやってみたりすると
いろいろなアイディアが浮かびやすくなります。
そしてその浮かんだアイディアを
何人かに話してみて、
さらに実行しやすいプランにブラッシュアップしていく。
そんな仕事を全員ができればこの会社は相当変わるな。
と思いました。
改善点があるということは伸びしろもあるということ。
アイディアの段階で周りの人に話してみて
笑われてもいいから、ダメ元で口に出してみましょう。
そうすることで少しずつ改善の歯車が回りだすのでは無いかと思います。
そしてその潤滑油の存在になりえるのが
事務屋だと思いました。
決まった仕事を淡々とこなすだけではなく、
それぞれの部署に属さない間接部門の人間だからこそ
止まりかけている現場の動きに油を差して
仕事を回していくことができるはずだと思います。
それも一つのやりがいですよね。