電卓にあるM+やM-、MRCにMR、MCのボタン。
一時的に計算結果をメモリに残す機能です。
なんとなく分かっているけど、
あまり使っていないという人は多いのでは?
使い方を覚えれば便利で簡単な機能です。
以下で分かりやすく説明します。
M+ M− の使い方
M+は表示されている計算結果などを
メモリに加算する機能です。
そしてM-は、メモリから引き算する機能です。
「メモリ」は一時的な数字を入れる箱とイメージすると分かりやすいです。
M+で箱にどんどん入れていって
M-で箱から出していく
そんなイメージです。
MRC MC MRの使い方
電卓によってボタンの有無がありますが、
MRはMemory Recall(メモリー リコール)で
メモリに入れた結果を呼び出すボタンです。
MCはMemory Clear(メモリー クリア)で、
メモリに入れた数字を消すボタンです。
そしてMRとMCを1つのボタンに集約したのがMRCです。
一度MRCボタンを押すとメモリが呼び出され、
もう一度MRCボタンを押すとメモリが消されます。
実際の使い方講座
M+などの機能を理解することで
途中計算をメモする必要は無くなります。
実際の計算するうえで、
もっとスピードアップする便利な使い方を紹介します。
それが
=の代わりにM+、M-を使う
です。
これは簡単ですぐに出来るので
ぜひ電卓を用意して以下の計算入力を試してみてください。
(例)100円のノート5冊と、150円の消しゴム2個買った場合、
ノートの計算 : 100 × 5 M+
消しゴムの計算: 150 × 2 M+
と、入力します。
M+を一度押すことで
計算の答えをメモリに加算することができるんです。
「=」を押して「M+」を押すという
二度手間が不要になるんですね。
あとは計算の答えを「MR」または「MRC」ボタンを押すと
累計の答えである800が表示されるというわけです。
次の計算をする場合には
MCを押すか、MRCをもう一度押すと
メモリがクリアされます。
どうですか?
意外と簡単だったのではないでしょうか?
これで仕事のスピードアップが出来るといいですね。