年末調整の時期が近づいてきました。
年末調整は必要項目を入力するだけで
還付額や、不測の徴収額が自動的に計算できるので
年末調整を担当している人は詳しい知識が無くても
年末調整の計算ができてしまいます。
便利な反面、担当者として仕組みくらいは知っておきたいものです。
そこで、今回は「所得税率」について
説明したいと思います。
所得税率は国税庁のHPに早見表があるので
国税庁のHP内でも例として以下の計算方法が出ています。
例えば「課税される所得金額」が700万円の場合には、求める税額は次のようになります。
出典:平成27年以降分 所得税率の早見表(国税庁)
700万円×0.23-63万6千円=97万4千円
こういった所得税率で計算されているということを知るだけで
税率がどの段階で切り替わるか?
税率ってどのくらいなのか?
といった事が分かりますよね。
ちなみにタイトルにも書いた
330万円超から695万円までは所得税率が
20%となります。
さて、ここで注目したいのは所得金額という言葉です。
所得金額って手取りの金額でも、
給与明細の支給総額でもないんです。
詳しくはまた次回に紹介したいと思います。