レンタルサーバーのロリポップを
2017年2月9日以前から利用していて
スタンダードプランや
エンタープライズプランを契約している方は
ロリポップにお願いすると
処理速度がPHP5.6のモジュール版より
およそ5.5倍も速いPHPの7.1モジュール版に変更できます。
参考)ロリポップ お知らせ
さて、このサイトも2019年1月4日に
PHP7.1のモジュール版に移行しました。
移行前はPHP7.1のCGI版にして
動作を確認してから行いましょう。
私のサイトでは
5.6モジュール版→7.1CGI版→7.1モジュール版
といった感じに変更しました。
5.6モジュール版→7.1CGI版への変更
この変更ではあまり速度的にも変化が感じられなかったです。
あまり変わらないということは
PHP7.1のモジュール版になると
5.5倍の処理速度アップか?
・・・と期待です。
7.1モジュール版へ移行の準備
7.1モジュール版へ移行する前に
データベースパスワードの保存形式の変更が必要です。
「old password形式」から「native password形式」
に変更するのですが、
安心してください。やり方は簡単です。
パスワードを変更するだけでパスワードの保存形式が
native password形式に変わります。
ロリポップで変更する場合の方法を説明します。
サーバーの管理・設定から「データベース」を選びます。
データベースの画面になったら「操作する」をクリックします。
次に「パスワードを再設定する」のボタンを押します。
新しいパスワードを2箇所に入力して
「パスワードを再設定する」のボタンをクリック。
これでパスワードの保存形式が自動的に変わります。
※下の黄色い箇所にもロリポップの説明があります。
パスワードの変更が完了したらこれで安心・・・
という訳ではありません。
大変なのは次ですです。
WordPressのデータベースパスワードを変更する
上記の手順でデータベースのパスワードを変更したので
WordPressで作成したサイトは
参照していたデータベースに接続できなくなりました。
おそらく、サイトを検索すると
「サイトが見つかりません」といった表示になるかと思います。
そこでWordpressで作成したサイトの
データベースパスワードの再設定が必要になります。
そこで次にWordpressのデータベースパスワードを
ロリポップで変更する方法を説明します。
サーバーの管理・設定の中にある「ロリポップ!FTP」を選択します。
次の画面に来たら「wp-config.php」を探して、
その中に記載されているMySQLのパスワードの項目にある
下の赤い箇所に旧パスワードが表示されていると思いますので
この箇所を新しいパスワードに書き換えて
上書き保存します。
これで設定変更完了です。
WordPressのパスワード変更を早くしないと
サイトが無いという状態が続くため
誰もサイトにアクセスできない状況になります。
アクセスの少ない時間や、早めの作業をしましょう。
7.1CGI版→7.1モジュール版 の変更
年末年始の休業日明けの2019年1月4日。
サーバー移設完了の連絡が届きました。
さて、ここでようやくPHP7.1のモジュール版が
ロリポップの管理画面で選択が可能になりました。
サイトの表示スピードは・・・?
ちなみに、移行前のサイト (PHP7.1CGI版) の状況がこれです。
さて、これがPHP7.1のモジュール版になると・・・
若干のスピードアップになったようですが
思ったような劇的な変化はありませんでした。
おそらく当サイトで使用しているSimplicity といったテーマ、
インストールしているプラグイン、
画像ファイルなどが影響しているのだと思います。
それにしてもモバイルの速度改善は早く対応したいと思います。