先日、社内のパソコンの一台の
起動、動作が遅いという連絡を受けました。
Windows7からWindows10 無償アップデートができた頃に、
Windows10にしたパソコンだったので、
スペックなのかな?
と思いながら、問題のパソコンを見に行きました。
すると・・・
CPU使用率100%
何も開かず、ただ起動して数分後の状態で
ウィーンというパソコンの音が止まりません。
通常、何か不可の高い処理をしたときに
CPUが発熱して、それをファンが外に排熱するため
ファンが回る音です。
そこで、タスクマネージャーを開いてみます。
Trend Micro Anti-Malware Solution Platform
というタスクがCPUの使用率のトップに表示されています。
パソコンを遅くしていたのはウィルスバスタークラウド
Trend Micro Anti-Malware Solution Platform
をGoogleで検索すると
ウイルスバスタークラウドがバックグラウンドで動いているようです。
しかし、ウイルスバスタークラウドには
数秒毎にCPU使用率が100%になって
ディスクアクセスが増加するという現象があるそうです。
これは提供元のトレンドマイクロ社でも認識しており、
こちらでこの事象について説明しています。
対処法は?
対処法は、以下のトレンドマイクロ社のサイト上にあります。
CPU使用率およびディスクアクセス増加により、パソコンの処理速度が低下する問題について
上記のURLから修正版をインストールすることで
症状が直るようです。
だけど、こんな通知のしかたでは
知っている人も少ないのでは?
ウィルスバスターをのユーザー離れを加速させてしまいそうな
印象を受けました。
社内でウイルスバスタークラウドを
使用しているパソコンがありましたら
確認してみてください。
あと、不要なスタートアッププログラムが動いている可能性もあります。
こちらでも説明しています。
参考になれば嬉しいです。