エクセルで膨大なデータから
2個以上の項目を組み合わせた集計をする場合、
一番効率が良くて作業が速いのがピボットテーブルです。
ピボットテーブルのイメージは↓こんな感じです。
![](https://www.jimuya.com/wp-content/uploads/image-104.png)
ピボットテーブルは
データを入力した表があれば簡単に集計が出来るものです。
しかも速い!
上記程度の集計ならば計算式の入力は不要です。
もちろん関数の知識が無くても
視覚的な操作で集計が簡単にできるので
集計表を作成する作業時間が圧倒的に速いです。
簡単に集計パターンが変更可能!
商品を基準に取引先別の売上高を内訳で集計したり、
逆に、
取引先を基準に商品別の売上高を内訳で集計したり
といった入れ替えが
マウス操作だけで簡単にできるので
どういった表が作りたいかイメージが決まらない時の
シュミレーションをするには最適です。
簡単に操作ができるので、誰かに見てもらいながら、
どちらのパターンが見やすいか確認して貰うのも
良いですね。
ピボットテーブルの作り方
![](https://www.jimuya.com/wp-content/uploads/image-103.png)
カーソルは集計したい表の中(どこでもいいです)に入れた状態で
エクセルの「挿入」タブにあるピボットテーブルをクリックします。
すると、表全体が選択された状態で
「ピボットテーブルの作成」という画面が開きます。
![](https://www.jimuya.com/wp-content/uploads/image-105.png)
初心者の方は「OK」をクリックしましょう。
念のためチェックしておきたいのは
テーブルまたはデータの範囲に集計したいところが全て入っているか?
です。
OKをクリックすると次の画面が開きます。
![](https://www.jimuya.com/wp-content/uploads/image-107.png)
ここで右側のオレンジ枠内にある項目を
マウスでドラッグ(マウスボタンを押しながら移動)して
緑や青の枠内へ入れてみてください。
基本的に緑の枠内には得意先名や、商品名と言った
集計したい項目を入れます。
青の枠内には、売上高や売上数量といった
集計したい数値の入っている項目を入れます。
ここでは以下のように選択します。
![](https://www.jimuya.com/wp-content/uploads/image-108.png)
後は見た目の問題です。
桁区切りを入れたい場合は、
画面右側に表示されているピボットテーブルの
集計項目のある場所をクリックして
「値フィールドの設定」を選択します。
![](https://www.jimuya.com/wp-content/uploads/image-109.png)
次に表示形式をクリックします。
・・・ちなみに集計が「データの個数」でされている場合があります。
これを合計に直したい!
という場合は以下のメニューで個数から合計を選択しなおします。
![](https://www.jimuya.com/wp-content/uploads/image-110.png)
表示形式をクリックすると以下の画面が表示されますので
赤い枠の個所を選択して「OK」をクリックします。
![](https://www.jimuya.com/wp-content/uploads/image-111.png)
お疲れさまでした。
![](https://www.jimuya.com/wp-content/uploads/image-112.png)
これで完成です。