Excelで空白セルの数を数えてくれる関数があります。
それがCOUNTBLANK関数です。
COUNTBLANK関数の使い方
式の使い方は
=COUNTBLANK(選択範囲)
です。
選択した範囲内から空のセルの数を表示してくれます。
主な用途としては
未入力のセル数を数える事です。
データの入力漏れを調べるのに使ったり、
出席者名簿で、欠席の場合は未入力にしている場合には
欠席者の人数を表示することができます。
使用上の注意
このCOUNTBLANK関数では
注意が必要なポイントがあります。
それは、
計算式が入っているセルはカウントされない
というところです。
例えば、計算式で
=IF(A2=1,1,"")
上記のような式を使用して空白("")にしている場合、
COUNTBLANK関数では入力ありとして
見た目は空白ですが、式が入力されているためカウントされません。
この点は実務上、よくある間違いやすいポイントなので
注意してください。
目に見えないものを数値化する関数
COUNTBLANK関数は、
表示されないもの(空白セル)を数値データに
変換してくれる関数です。
目に見えないものを表現するという
ちょっと特異な関数ですね。