Excelで日付入力をすると、
通常日付データとしてシリアル値でデータが登録されます。
これによって、
和暦や西暦、「平成・H」といった変換が一発で可能になります。
これはこれで便利です。
しかし、データの取り込み形式が、シリアル値ではなく、
テキストデータ(文字列)にしたものが必要な場合もあります。
そんなときの対応方法を説明します。
文字列に変換するTEXT関数
テキストに変換したい場合はTEXT関数を使うのが便利です。
使い方ですが、
=TEXT(参照セル,表示形式)
上記のような単純な式です。
工夫に必要なポイントは「表示形式」の部分です。
TEXT関数の表示形式による日付表示の違い
違いは表を見ると一目瞭然です。
以下の表をご覧ください。
上の図のように、変換後に表示させたい表示方法で
表示形式を入力します。
表示形式の条件
それぞれの表示形式にを詳しく説明します。
スペースや「/」「.」など記号をそれぞれの区切りに入れることも可能です。
西暦
西暦はyyyy
和暦
和暦はgとeの組み合わせです。
gの数によって表示形式が変わります。
月
月はmmまたはmです。
必ず2桁表示したい場合はmmを選びます。
mだけの場合は1月の場合、「1」になりますが、
mmだと「01」になります。
日
日はddまたはdです。
表示の違いは月と同じです。