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Excel2016以上ならIFよりSWITCHが便利

SWITCH関数とは

SWITCH関数は、IF関数に似た式です。

よく、長いIFの式を書いている人や、

IFの条件式がイマイチ分かりにくい

といった人が使うと便利そうな式です。

 

どんな式かというと

以下の例が分かりやすいと思います。

式の基本構成は

=SWITCH(検索値,値1,結果1,値2,結果2,値3,結果3,該当なしの場合の結果

です。

上記の式の場合、「金」となっているセルには、

=SWITCH(B3,1,"金",2,"銀",3,"銅","")

という式が入っています。

 

順位が1位なら「金」

2位なら「銀」、3位なら「銅」、

それ以外は空白(""←式ではこれが空白という意味です)

 

どうでしょうか?

例では3つのパターン指定ですが、

選択肢の上限は126パターンまで作成できるそうです。

 

SWITCH関数の使用例

SWITCH関数をどんな場面で使用すると便利なのか?

その具体的な使用例を考えてみました。

 

SWITCH関数は特定の値に対して、

決まった値を表示するというところが特徴です。

選択肢が決まっている場合に使用するのが良さそうです。

それを踏まえて、使用すると便利そうなのが

性別

性別で1、2と入力されたデータを

1なら男性、2なら女性と表示する

 

都道府県

1から47まで入力された県番号のデータを

1なら北海道、47なら沖縄と表示する

 

アンケート結果の集計

アンケート用紙の入力データの数値データを元の回答に戻す

1なら「美味しい」

2なら「まあまあ美味しい」

3なら「普通」

4なら「少しまずい」

5なら「まずい」

といった結果を表示する。

 

料金表に応じた金額を表示する

大人:1000円

子供:500円

 

まだまだ使えるSWITCH関数

ここまで読んでいただいた方なら

なんとなく活用方法がイメージ出来てきたのでは?

と、思います。

 

選択肢や、データテーブルが出来ているものならば

対応する文字を表示させることができます。

 

この記事を読んで、

1~4で集計された春夏秋冬や、

1~12で集計された色、

年齢で集計して88なら「米寿」といった表示をするなど

活用できる場面がイメージできれば嬉しいです。




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