SWITCH関数とは
SWITCH関数は、IF関数に似た式です。
よく、長いIFの式を書いている人や、
IFの条件式がイマイチ分かりにくい
といった人が使うと便利そうな式です。
どんな式かというと
以下の例が分かりやすいと思います。
式の基本構成は
=SWITCH(検索値,値1,結果1,値2,結果2,値3,結果3,該当なしの場合の結果)
です。
上記の式の場合、「金」となっているセルには、
=SWITCH(B3,1,"金",2,"銀",3,"銅","")
という式が入っています。
順位が1位なら「金」
2位なら「銀」、3位なら「銅」、
それ以外は空白(""←式ではこれが空白という意味です)
どうでしょうか?
例では3つのパターン指定ですが、
選択肢の上限は126パターンまで作成できるそうです。
SWITCH関数の使用例
SWITCH関数をどんな場面で使用すると便利なのか?
その具体的な使用例を考えてみました。
SWITCH関数は特定の値に対して、
決まった値を表示するというところが特徴です。
選択肢が決まっている場合に使用するのが良さそうです。
それを踏まえて、使用すると便利そうなのが
性別
性別で1、2と入力されたデータを
1なら男性、2なら女性と表示する
都道府県
1から47まで入力された県番号のデータを
1なら北海道、47なら沖縄と表示する
アンケート結果の集計
アンケート用紙の入力データの数値データを元の回答に戻す
1なら「美味しい」
2なら「まあまあ美味しい」
3なら「普通」
4なら「少しまずい」
5なら「まずい」
といった結果を表示する。
料金表に応じた金額を表示する
大人:1000円
子供:500円
まだまだ使えるSWITCH関数
ここまで読んでいただいた方なら
なんとなく活用方法がイメージ出来てきたのでは?
と、思います。
選択肢や、データテーブルが出来ているものならば
対応する文字を表示させることができます。
この記事を読んで、
1~4で集計された春夏秋冬や、
1~12で集計された色、
年齢で集計して88なら「米寿」といった表示をするなど
活用できる場面がイメージできれば嬉しいです。