安藤美冬さんの著書です。
著者は大学卒業、就職浪人、
就職したものの3年後に「うつ病」になり、
半年の休職、6年の会社員時代を過ごした後、
株式会社スプリーを設立されて独立された方です。
(きれいな方です)
現在、ノマドワーカーとして注目を浴びている方の一人です。
ノマドワーカーとは、決まった働き場所を持たずに、
ノマド(遊牧民)のように場所を問わず、
どこでも仕事をする人のこと。
パソコンとインターネットがあれば、
どこでも仕事ができる時代には理想的な働き方だと思っています。
共感できる部分が多く、楽しく読ませていただきました。
特に人生・考え方の共感部分が多かったです。
人生の共感は、
子供の頃はいじめられっ子だったこと、
会社に入社後は失敗ばかりだった話ですね。
小学校や中学でいじめられていたことや、
最初に入社した会社では失敗ばかりで
自分が嫌になったことを思い出しました。
自分の人生と似た人もいるという安心感を感じました。
考え方では
組織に頼らず、自分のやり方でやりたいように働く。
裏表紙に書かれた
「未熟でも未完成でもまずは行動を起こすこと。」
は、考えてばかりの自分には衝撃的でした。
働き方も考え方も憧れるばかりです。
自分を一つのブランドとして自分で自分をプロデュースしていく。
ソーシャルメディアを活用して、今の混沌とした社会で自由自在に仕事をする。
本を読んでいて、
安藤美冬さんは組織という電車に乗った自分を窓越しに、
自在に空を飛びながらスーっと追い越していくような感じがしました。(私の勝手なイメージですが・・・)
少しでも近づきたいなと感じる一冊でした。
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