机の引き出しにある黒いプラスチック製のトレイに
良く使うペンや、消しゴム、付箋などを入れている
という人は多いと思います。
異動や退職などで机を綺麗にしようとすると
どうしても消しゴムのあった場所のトレイだけが
デコボコしていて綺麗になりません。
原因はプラスチック消しゴム
プラスチックトレイのデコボコしていたところは
消しゴムの入っていたところ、
またはその近くだと気づくと思います。
プラスチック消しゴムには弾力性を持たせるために
「可塑剤」、読み方は「かそざい」と読みます。
これがくせ者で、
消しカスなどがプラスチックトレイに落ちると
トレイを溶かし始めてしまうのです。
溶かしてしまうので
トレイが変形したり
消しカスがトレイにくっついて離れないという状態になってしまうのです。
炎天下で長時間放置するとさらに悪化・・・
プラスチック消しゴムには
プラスチックを溶かす力があるため、
長年使用していなかった机のトレイに消しゴムが
紙のケースから出されて裸のまま置いてあったりした場合、
トレイと消しゴムが一体化していたりします。
そして夏場、熱い環境に置かれている机の中にある
消しゴムは特に溶けやすくなります。
消しゴムが溶けないための予防・防止策は?
対策の一番は、消しゴムを引き出しに入れない事!
それがダメなら、
消しゴムを入れる場所には箱や紙を使って
プラスチックトレイと直接接触しないように
収納する工夫をしましょう。
たまにティッシュを敷いている人を見かけますが、
それも良い対策だと思います。
あと、気を付けたいのが消しカスです。
消しゴムをトレイから出し入れする時に
落ちた消しカスはプラスチックトレイに直接触れたままになってしまいます。
そこでトレイに入れる前に
消しゴムに付いた消しカスは落としてから入れるようにしましょう。