緊急事態宣言が一部の都府県に公示されました。
企業の採用面接でも、緊急事態宣言が発令された地域からの
行き来は基本的に自粛するようになりました。
企業の姿勢として、
緊急事態宣言が出ている地域への面接、または
緊急事態宣言が出ている地域から移動して面接
というのは基本的にNGです。
そうなると面接も思うように進まず
スケジュールが先延ばしになり、
良い人材の確保ができなくなります。
そんなときに便利なのが
Web会議のアプリケーションとして話題のZOOM(ズーム)です。
無料のSkype(スカイプ)もありますが、
私の経験上、Skypeは接続が不安定でした。
ZOOMとは
無料アカウントでも使用できる
オンラインの会議システムです。
最近のノートパソコンには標準で搭載されている
カメラとマイクさえあれば会議が出来ます。
ただし無料アカウントの場合40分の使用制限があるため
企業で利用する場合は有料アカウントを取得する必要があります。
料金プランは月々プランや年間のプランがありますが、
およそ2000円/月程度です。
支払はドルで、クレジットカード決済となりますので
クレジットカードの準備が必要になります。
利用方法はZOOMで会議室のURLを取得したら
そのURLを参加者に送信するだけ、
その送信されたURLに接続するとスマホでも接続して
面接や会議ができます。
理想的なZoomでの面接環境は?
まず、面接する企業側では
周囲の雑音が入らない会議室などの個室で行うのが良いです。
一人で面接を行う場合はノートパソコン搭載のカメラでも十分ですが、
複数人での面接となると、
少し離れた場所から撮影できるUSB接続可能なカメラを用意すると良いでしょう。
マイクも、1人ならばノートパソコンにに内蔵されているもの
で十分ですが複数人となるとノイズキャンセリング機能が付いた
マイク・スピーカー一体型のものを使うのが理想です。
おススメはゼンハイザーのSP20です。
SP20の場合、2つのスピーカーをつなげて
10人程度の会議にも耐えられます。
音も良く、ノイズキャンセリング性能も良いです。
今後の拡張性を考えると良いものだと思います。
さて、なぜマイクとスピーカー一体型をおススメするかと言うと、
別々の場合、スピーカーから出た音をマイクが拾ってしまい
相手が聞き取りにくくなることがあるからです。
一体型の場合、スピーカーからの音を拾いにくい設定になっていることが多く
安定した面接ができるようになります。
電話での面接
Webの面接が難しいという場合、
電話での面接という形もアリかと思います。
しかし、相手の表情などが分からないため
面接というより、口頭での確認作業のようになってしまいます。
面接の導入部分でのコミュニケーションが重要になりますので
なるべく本人の個性や特徴が出やすい興味のあることを
質問したり、現在のコロナウィルスの状況などを聞いたり
話しやすい話題から話しやすい環境を作りましょう。