冬といえばコタツでみかん。ですよね。
みかんの皮をむく時に一緒に白い筋を取る人、いますよね?
私も、みかんにはりついた筋はそのまま食べますが、みかんから離れた大きな筋は取って食べています。
みかんの内側の白い皮には、果肉の部分よりも多くのヘスペリジン(ビタミンP)が含まれています。
ヘスペリジン(ビタミンP)とは、ポリフェノールの一種で、毛細血管の強化、コレステロール値の抑制効果、発がん作用の抑制効果、抗アレルギー効果があると言われています。
なんだかすごいものなんですね。
さらに、昔からみかんの皮は漢方で「陳皮」(ちんぴ)と呼ばれ、風邪に効く薬として使われていました。
市販の薬に抵抗がある人は、陳皮を作って自宅で飲んでみるのもいいかもしれません。
いつもゴミとして、捨てられているみかんの皮が薬になります。
昔の人は成分分析をする機械も無いのに、みかんの皮の効果を知っていたんですね。
驚きです。
さて、陳皮の作り方は簡単。
- みかんのオレンジ色の外皮を洗います(白い部分は洗いません)
- みかん皮を日向(ひなた)でよく乾燥させます。
- 飲むときは、5~10g程度を細かく刻み、熱湯を注ぎます。
- 飲みやすくするために、はちみつか、砂糖を一緒に入れて溶かします。
- 飲みます。
なんだかすごい薬を知った感じになります。
自然志向、薬に頼りたくないという人には、こんな対処法も良いのではないかと思います。