前回はLANケーブルの規格によって最高通信速度に違いが出るという話を紹介しました。
(前回の記事はこちら)
今回はハブの話をしたいと思います。
ハブというのは軸、中継などの意味で使われますが、
通信機器のHUB(ハブ)は、中継して分岐・切り替えするものです。
例えばLANの配線が1本来ていた部屋に5台のパソコンをネットワークに接続する場合、
無線LANなら1台の機械で対応できますが、有線LANの場合は分岐が必要です。
ここで使われるのがHUB(ハブ)です。
一般的なものはスイッチングハブと言われるもので、ネットワークのデータを所定の場所へ切り替えて送ってくれるものです。
通信ロスも少ないため良いです。
機械の選び方は必要なポート数があること。(分岐数+1) +1は分岐元のLANケーブルを指す口です。
あと、機器の筐体(きょうたい)と呼ばれる機器の外側は鉄製のものが、放熱性があって良いとされています。
LANに接続すると熱を持ちます。
夏場など、休み中の職場は熱い環境になったりする職場などには必要な性能です。
一度使い出すと、メンテナンスもあまりしないものなので、ある程度信頼がおけるものを使いましょう。
あと注意するのは上流のLANの最高通信速度と同じか、それを超える通信速度に対応したHUB(ハブ)であること。
通信速度がどんなに早くても、中継するHUB(ハブ)の性能が遅ければ、そこからはHUB(ハブ)の性能以下の通信速度になってしまいます。
細かいことですが、HUB(ハブ)の取り付けはマグネットタイプのものがスチール性の机などに簡単に取り付けができて便利です。
設置する場所や、ネジ止めできる場所があれば良いのですが、そんなことも考えて購入時の参考にしてください。
安定した通信速度が確保できれば快適なネットワークができます。
会社でネットワークを担当したけど、HUB(ハブ)を始めて知ったという人も、今使っている機器を確認するのも良いと思います。
私のおすすめは8ポートなら↓これです。
金属筐体で節電機能がついてギガビット対応(色は白と黒があります)