採用・求人

【高校新卒者必見】会社見学・インターンシップ(IS)で見ておくべきポイント

就職前に会社でインターンシップ(就業体験)や

会社見学をする人は多くいると思います。

 

ただし、インターンシップや会社見学を準備している会社では

それなりに見せる演出や、見せたくないところは見せないようなこともしています。

 

企業のそういった対策の上を行く見方をするのは

学生の方からすると難しいかと思います。

 

皆さんの反対側である会社の採用側の立場の自分が

会社見学やインターンシップで確認、見るべきポイントを説明します。

 

確認しておきたいポイント1

トイレ

トイレは会社の鏡とも言われます。

例えば人気のお店のトイレは綺麗です。

例えば近くのお店で人気のないお店のトイレはどうでしょうか?

古い、汚れているお店は店舗が多いのでハイでしょうか?

 

それと同じことが会社のトイレでも言えます。

新しいトイレなのに汚れているという会社は

現場のモチベーションが低めです。

サボる、悪口や愚痴を言う人が比較的多い傾向にあります。

 

古いトイレだけどきちんと掃除が行き届いている。

そんな会社はまじめな人や、いい人がいる会社。

あまりにも古くてちょっと・・・

という会社は従業員のために予算をとって・・・

という考えができないくらい余裕のない会社か、

従業員の福利厚生は後回しのブラック企業か?

 

注意が必要なのはトイレ掃除を外部に委託している会社です。

従業員には集中して働いてもらいたいから・・・

ということもあるかと思いますが、

仕事のできない言い訳を作らないために外部委託する

などいろいろな考え方があるため

一概にどういう会社かは分かりません。

 

確認しておきたいポイント2

従業員駐車場

駐車場にある車で従業員の年収、

おおよその年齢構成などが分かります。

 

例えば新車や高級車が多ければ収入が多い。

ワンボックスの車が多ければ子供を持った親世代の人が多い。

軽トラが多ければ年齢層が高めか、兼業農家率が多い。

軽自動車が多ければパート、契約社員層が多い。

といった感じでしょうか。

 

あと、休日なのに車がある。

17時で就業時間が終わる会社に

19時過ぎても車がとまっている、会社の電気がついている。

そんな会社は残業多めの会社だと推測できますね。

 

確認しておきたいポイント3

昼食を食べる場所

会社見学などに行って

企業の採用担当者と話す機会があれば

「従業員の皆さんはどこでお昼を食べていますか?」

と聞いてみましょう。

食堂が多いという会社で従業員人数より椅子の数が少なければ

それはウソ。

実は、昼ぐらい職場の人から離れていたい程

従業員同士の仲が悪い会社かも知れません。

 

郊外の会社で昼食で外食が多い会社は

食費にかけるお金が多い、比較的収入の多い会社ですね。

 

従業員が100人もいれば

自分の車で食べてスマホをずっとやっている人や

必ず昼寝をするから車か、自分の机という人など

いろいろな人がいます。

 

食堂で必ず食べなければダメという見方ではなく、

まず、採用担当者が誠実にウソのない真実を話しているか?

その点を確認しましょう。

 

確認しておきたいポイント4

通路の掃除

会社内の通路は職場間で担当場所の境目があったりして

統一してきれいにされていない場所でもあります。

全てきれいに掃除が行き届いているか?

トイレと同様にチェックしましょう。

 

あと、社内で掃除をしている場合

いつ掃除をしているかは、意外と重要です。

 

入社したら自分もやることになりますからね。

 

会社によっては就業前や、休み時間、仕事が終わってからやる

という会社もあります。

本来は仕事の一部として就業時間内にやることが正しいのですが

中小企業だと、仕事の時間中に掃除で人がいなくて

作業が中断するのを嫌がり、

自分が使う場所を汚したら、自分で掃除するのは当たりまえ、

という考え方で、時間外にやる会社もありますが、

そういったやり方をしている会社は

ほぼブラックな会社が多いです。

 

一事が万事。

そういった会社では、

経営者側の都合がいいように解釈して

社員の給与は最低限にするという考え方が

あちらこちらにまん延しているので要注意です。

 

確認しておきたいポイント5

噂や口コミの確認

ネットの口コミや、身近な人からの評判を聞いていれば

確認する良い機会なので聞いてみましょう。

 

ネットの口コミは

「会社名 評判」で検索すると

過去の退職者の口コミが出てきます。

 

固定残業代の制度があるが給与が安く、時間外も多い。

基本給に固定残業代を足しても地域の平均給与に届かないほど安い。

などの口コミがあれば、固定残業代について質問してみましょう。

目を付けられる可能性もありますが、

入社したら自分にふりかかることです。

心配なことは聞いておきましょう。

 

意外と「現在は固定残業は廃止しました」

という回答があったり、

「現行の給与制度の改定を検討中で、

来年度からは廃止される方向です」

といった、良い話が聞けるかも知れません。

 

大事なのは口コミや評判で

何が悪くて評判が悪いのか?をはっきりさせて

確認することです。

 

ざっくりと「あの会社は辞めた方がいいよ」

だけの噂の場合、確認のしようがありませんからね。

ただ、火のないところには煙は立ちません。

悪い評判があるということは、

何か悪いところがあるものだと注意して見るのは良いことだと思います。

 

最後に

新卒の3年後離職率は30%程度という数字もあります。

3人に1人は3年以内に退職をして、新しい職に就いているようです。

 

これからは転職が当たり前。

だからといって退職、転職ありきで仕事を探すのももったいないです。

 

せっかく自分の人生の一部を過ごす会社です。

慎重に、周りのアドバイスに耳を傾け、

良い会社に恵まれることを祈ります。




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